トリウッド特集上映「リアル・フィクション」

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上映作品

プログラムA 「東京23」監督:伊藤らん
プログラムB 「くらげ」監督:池田将
「Realfiction」監督:刀祢平喬
プログラムC 「ヒネモステ」監督:柏田洋平
特別プログラム 「はなされるGANG」監督:諏訪敦彦
「むつこ生活劇場」監督:安部瞳
「家族のいる景色」監督:川部良太
プログラムA 4/12(土)〜4/18(金) 14:30~ 4/19(土)〜4/25(金) 20:00~ 4/26(土)〜5/2(金) 16:30~ (各火曜はお休みです) 上映時間詳細→
東京23
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監督/脚本 伊藤らん
撮影/録音 磯部真也
8ミリ撮影 磯部真也、伊藤らん
監修 諏訪敦彦
出演 伊藤らん、伊藤暁美、村主みゆき、磯部真也、他
ビデオ 80分 2007年

●作者コメント
 東京でヒトリで暮らすということ。故郷を恋しく思うということ。掴んでいたはずのモノの不確かさ。自由であることの息苦しさ。此処にいることと、其処に帰るということ…。
 23歳である自分と、自分を取り巻く環境や思考をこねくりまわして出来た物語です。
 こんなにも拙い私と貴方が、この映画を通して繋がることが出来たら、何だかすこしだけ、変わる気がするんです。
 ちいさな何かでいいんです。何か見つけて頂けたら幸いです。

プログラムB  4/12(土)〜4/18(金) 16:30~ 4/19(土)〜4/25(金) 14:30~ 4/26(土)〜5/2(金) 20:00~ (各火曜はお休みです) 上映時間詳細→
くらげ
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監督 池田将
撮影 柏田洋平
録音 西岡守
音楽 萬遊亭
協力 梶川まり、山本翔
出演 池田将、土生裕、増淵南人、橋本淳、小島悠介、上東鷹介、安斎先生、梶川としき、佐々木健介
ビデオ 50分 2006年

●作者コメント
 或る日私は友人から“くらげは死んだら水になる”という一遍の詩(ポエム)のような話を聞かされました。私は嘘か真か、などを問う前になんとも形容し難い圧倒的な生命の循環を感じずにはいられませんでした。
 その強烈な体験を、即座に映像で表現/記録することによって、漠然とですが、この複雑極まる現代社会を肯定的に生きる“鍵”が手に入るのではないか、という想いに駆られ製作を開始しました。
 作品が出来てから二年の月日が経ち、私自身も、環境も大きく変化してはいます。ですが、当時も今も「新しい価値の創造」を常に試みようとする制作姿勢においては一寸の揺らぎもありません。
 人生は手強い。だからこそおもしろい。今後も日々精進していく次第です。

Realfiction
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監督 刀祢平喬
撮影 柏田洋平
録音 山崎貴
出演 川口剛広、刀祢平喬、折茂宏一、市川裕一、土生裕、池田将
ビデオ 55分 2007年

●あらすじ
 7年間共にバンドを続けたドラムが就職の為バンドを抜けた。
 残された3人は次のドラムを探す事をせず、それぞれの生活に流され、互いに連絡は取るものの会う事は無く半年の月日が流れる。

●作者コメント
 実際の現実に基づきシナリオ化された物語を実際の人物が演じる「映画」というコミュニケーションの中で現在の自分達の立ち位置を見つめ、脱却する未来への展望を示唆し、映像として表現しようとした。

プログラムC  4/12(土)〜4/18(金) 20:00~ 4/19(土)〜4/25(金) 16:30~ 4/26(土)〜5/2(金) 14:30~ (各火曜はお休みです) 上映時間詳細→
ヒネモステ
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ヒネモステ_2
監督/脚本 柏田洋平
撮影 柏田洋平、大釜友美
撮影助手 柳田修平、西坂悠
録音 高山陽介
美術協力 仲美明
出演 野中裕樹、大久保桂輔
ビデオ 80分 2008年

●あらすじ
 地図を手に、男は歩いている。丘の上の住宅街、巨大なダム、寂れた漁港、人工物と自然が窮屈に重なる空間を背に、何かを求め、男は歩いている。もう一人の男は、腹を空かして、彼の後をついてゆく。

●作者コメント
 「生きる」とは何か。まず「社会的地位」のレイヤーを消してみよう。次に「人間関係」を削除。人とのつながり、そしてそれが“現在”にもたらす過去、未来への接続を断ち切る。そして「衣食住」の層も消してしまえば、経済的な営みの根拠が消える。こうして、生活を取りまく幾つかのしがらみを消し去って、私達は自由になれる。
 そのとき私達の目は、何を見ることが出来るだろう?
 そこに何が見えるのだろうか?
 腹が減ったら食う。疲れたら休む。物を盗ったら走る。盗られたら追いかける。そして、地図は男を歩かせる。自身の両の目のほかに世界を規定し得るものはどこにもない。

特別上映 4/12(土)、4/27(日) 「はなされるGANG」 4/13(日)、4/20(日) 「むつこ生活劇場」 4/19(土)、4/26(土) 「家族のいる景色」 上映時間詳細→
はなされるGANG
はなされるGANG 監督/脚本 諏訪敦彦
出演 加村隆幸、伊藤理恵
8mm→DVD 85分 1984年
※諏訪敦彦監督の大学時代の作品です。ぴあフィルムフェスティバル85入選作品。

●あらすじ
 冒頭、「はなされる GANG」と云う字幕で、2人の役者、加村と理恵がこれから始まる物語について語り始める。そして耳の聞こえないギャング、加村と、文庫本を読む少女、理恵の逃走劇が展開されてゆく。シーン毎に、撮影された日付が記され、ほぼ順撮りで、一筆描きのようにして撮られたこの作品は、フィルムの虚構性のウラをかいて、映画の本質に迫ろうとする。

むつこ生活劇場
むつこ生活劇場 監督 安部瞳
スタッフ 大木都志男、小川友作、曽和聖大郎、横田将士、安部瞳
出演 円谷里央、中川邦彦
ビデオ 30分 2006年

●あらすじ
 画面に表れるさまざまな字幕は、むつこの内なる声なのだろうか?
 古本屋でバイトをしている、むつこの日常‐非日常が描かれていく。
 押しつぶされそうな本棚、生乾きの下着、みたらしだんご、怪しいお客、どうでもいい定時のニュース、とめどもなく湧き続ける雑念……そして時々カエル。

●作者コメント
諏訪敦彦絶賛!
「驚いた!素晴らしい。」
ハルキ・ムラカミの短編小説のように不可解で魅力的な三十分――フィルム・デュ・カイエ
若い女性の日常に織り込まれるユーモアとペーソス。傑作――シネマ・ドゥ・トリビューン
日常に寄り添いながらも、挑戦的であることを忘れない作品――フィガロ・ジャポネ

家族のいる景色
家族のいる景色 監督/脚本 川部良太
撮影 柏田洋平
録音 岩崎和章、池田将
協力 村田五郎、星明良、渡辺隼仁
出演 川部伸一、川部律子、川部良太、村田京子、藤川陽介、黒岩剛、和泉翔、他
ビデオ 51分 2006年

●作者コメント
 「家族の一員が、ある日突然いなくなること」それは誰しもが想像しうる悲しみの家族の景色かもしれない。ある日、母は近所の公園まで絵を描きに行き、そのまま行方がわからなくなった。残された家族の間を日々がただ通り過ぎてゆく。この映画では「母親の失踪」という架空の状況設定を、作者自身が実際の家族の中に持ち込み、現実の家族関係をフィクション化することで、映像の現実感とは、あるいは家族の現実感とは何かと問いかける。


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